こんにちは。ギグベースプラス編集部です。
働き方の多様化により、雇用形態にとらわれることなく転職をする方が増えてきました。一方で「転職したいけど踏み出せない」「周りに転職したことのある人がいないからどうしたら良いのかわからない」といった思いを持つ方も多いのではないでしょうか。
今回は実際に転職を複数回経験した星野さんにインタビューを行いました。
「昔から誰かに喜んでもらうことが好き」
ーーー新卒で社会人になってから2回の転職活動を経て、現在3社目の企業で勤務している星野さん。常に楽しく働くことをモットーに、キャリアアップを目指す星野さんのキャリアストーリーをご紹介します。
経歴
- 1社目
大学卒業後、ブライダル業界にて約6年勤務。挙式会場の運営をはじめ、コンシェルジュやクロークなどの業務を行う。2年目からはプロポーズプランナーを兼務
- 2社目
都内の美容専門学校職員として約2年間勤務。広報担当として高校生への営業活動をはじめ、紙面作成・web媒体のページ管理やHP・SNSの運営などを行う
- 3社目
エンターテイメント施設のキャストとして就労中。来場されたお客様への案内などを行う
自分の好きなことを仕事にしたい
新卒で入社したブライダル企業で、転職を考え始めたきっかけが新型コロナの流行でした。ブライダル業界ということもあり、挙式の件数自体が激減し、仕事の件数も収入も減少してしまいました。また、自身の結婚を機に、より安定した職に就きたいと感じたので、転職活動を決意し、「人と関わりを持つ仕事」を軸に求人探しをしました。
2回目の転職に踏み切ったのは、入社後の業務内容と応募時の求人内容にズレを感じたこともあり、仕事にやりがいを感じられなくなってしまったためです。自分の好きなことを仕事にしたいと思いました。
「目の前の人に喜んでもらう」こと、これが自分の好きなことだと改めて感じ、1社目と同様にまた接客業に携わりたいと感じました。
重視することをリストアップして転職活動に挑んだ
1回目の転職活動ではエージェントを利用しました。初めての転職活動ということもあって不安だったので、半年間で30社ほど面接を受けました。コロナ禍の転職活動で、どの業界も求人・採用人数が減ってしまい、モチベーションを保つのが大変でした。また、オンライン面接自体も初めてで、やり方がわからずに最初は苦労しました。画面上で自分をどうアピールするかのフィードバックをエージェントからもらって面接対策を行いました。
2回目の転職はエージェントを通さず、自分で転職サイトを見ながら探しました。身についたホスピタリティスキルを活かせる企業に入社したいと思い、転職活動を行いました。また、働くうえで重視することをリストアップして、求人内容と自分が重視することが合致するかを細かく見るようにしていました。偶然、昔から好きだったコンテンツのエンタメ施設がオープンすることになったので「ここで働きたい!」という前向きな気持ちがありました。
焦らずに自分の納得のいく転職活動を
2回の転職活動とも就業しながらだったので不安な部分もありましたが、幸いにも同時期に転職活動をする知人や同僚がいたので、互いに情報共有をしたり、相談し合いながら乗り越えることができました。
とにかく焦らずに、たとえ長期戦でも自分のやりたいこと・好きなことを仕事にしようと常々自分に言い聞かせていました。一度きりしかない自分の人生だからこそ、仕事も楽しみながらこれからもキャリアアップしていきたいと思います。