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ギグベースプラスについて

オウンドメディアgigbase+(ギグベースプラス)のコンセプトをご紹介します。

「自分らしく働く」ー資格取得の経験を活かして働く方へインタビュー!

「資格を取得したほうがいいのかな」ーーーそう思ったことがある方も多いかと思います。

資格取得を目指す理由は人によってさまざま。

特定の職業に就けるよう資格取得を目指す方もいれば、就職や転職を有利にしたりキャリアアップしたりする目的で資格取得を目指す方もいます。

今回は、「薬剤師」の資格を活かして働く北川さんにオンラインインタビュー。

どうやって資格取得に励んだか、資格をどう活かして働いているかなどを伺いました。

この記事を読むことで、資格を活かして働くことを検討している方が、実際にその目標を実現するためのアクションを起こすきっかけになれば幸いです。

キャリアパス

関西の大学を卒業後、上京してインターネット広告の企業に入社。広告代理店に向けた法人営業を1年半ほど担当しました。

その後、婦人科オンライン診察サービスでのマーケティングに従事。もともと自身が使っていたサービスで、たまたまご縁があり就職することになりました。主にSNS運用を約2年間担当しました。

3社目は、健康食品や化粧品を扱う会社で、企画から商品開発など幅広く業務に携わりました。現在は4社目で、薬剤師の資格を活かした副業を2つ持ちながら、医療サービスのマーケティングを担当しています。

薬剤師の資格を取得するまで

薬学部に進学したきっかけ

進路選択に悩んだ時に親からの勧めがあったこと、また、祖父が医師で医療職が身近な存在であったことが、薬学部に進学しようと思ったきっかけでした。

当時は、将来的に化粧品メーカーで化粧品の開発や研究ができたらいいなと思っていたこともあり、薬学部に進学することを決めました。

留学経験

大学4年生当時、一般企業への就職活動をしていましたが、留学経験のある友人が多かったため「私も留学したい」と思いました。学生時代にしか長期留学はできないだろうと感じたので、思い切って半年間大学を休学し、バンクーバーに留学しました。

現地では語学学校ではなくビジネスカレッジに通って、周りの学生に感化されながら語学に励むことができました。1人で海外で過ごすことで、自分に自信がつきましたね。

資格取得までの過ごし方

その後、日本に帰国してから国家試験までの半年間は毎日図書館に通って、朝から晩まで勉強漬けでした。1週間単位で、今日はここからここまで、この分野を勉強するとスケジュールを立てていました。

休学をしていた関係で先に同級生が卒業してしまい、1人で学生生活を過ごすことが多かったです。一緒に資格取得を目指す友達がいれば息抜きしたり励ましあったりできるのに…と孤独を感じることもありました。モチベーションが低下しそうなときは、家族と一緒にご飯を食べながら話を聞いてもらって勉学に励みました。

資格を仕事に活かす

自分のやりたいことを仕事に

薬剤師の資格自体は取得しましたが、あえて薬剤師の道には進みませんでした。薬学部に入学したからといって、薬剤師にならなくてはいけないわけでもないですし、自分がやりたいことや興味を持てることを仕事にしたいと思ったからです。

これから薬学部を目指している人に「薬学部ではどんなことをするのか、何を学べるのか、といった情報を伝えたい、事前にそういった情報を知れる機会をもっと作ってあげたい」と思ったので、情報を伝える仕事ということで進路先として広告業界を選びました。

広告業界で働く中で、「誰に・どんな情報を届けるか」といったマーケティングの上層にもっと関わりたいと考えました。自身が利用していた婦人科オンライン診察サービスについてSNS上で発信した際に、たまたまその運営元の企業から声をかけてもらい、入社することに。InstagramなどのSNS運用のほか、お客様へのコミュニケーションの一環としてメルマガ作成・配信をしたり、アプリでメッセージを送ったりしていました。

その後のキャリアを考えた際に、さらに幅広い視野を持って働きたいと考えるようになりました。かねてから化粧品に興味を持っていたことと、自社商品を展開する成長企業に魅力を感じていたこともあって、パーソナライズ分析を通してお客様に合わせたサプリやコスメなどを提案する企業への入社を決めました。新商品の開発・企画から既存商品の改良まで幅広い業務に携わることができ、やりがいがありました。

現在就業している医療サービスの企業は2023年8月に入社したばかりで、マーケティング・広報をメインに担当しています。設立自体が新しく、スタートアップの段階から関わることができているので、毎日わくわくしながら業務に励んでいます。

資格を活かすことができている

現在は薬剤師の資格を活かして、2つの副業をしています。

1つは薬学生のための無料オンラインコミュニティ
YAKUMI.Lab|薬学生生活に、スパイスを。」の運営のお仕事で、3年ほど携わっています。

薬学生たちがいろんな人と知り合いながら今後のキャリアプランを考えてもらうために、薬局経営者などとタッグを組んで、スクールの運営・セミナーの企画や、コンテンツ作成を行っています。

先日開催されたオフラインでの成果報告会では、薬学生からメッセージの書かれた色紙をもらったり、感謝の気持ちを伝えてくれたりしたことに感動しました。「薬学生のためにサポートができたら」とかねてから思っていたので、嬉しかったですね。

もう1つは、都会の薬剤師と地方の人手不足の薬局をマッチングさせる「旅する薬剤師」の運営のお仕事です。

働き方の多様化によりフリーランスで働く薬剤師が増えているので、人手が足りない時期に地方の薬局とマッチングさせることで人手不足を解決しています。主にSNSへの配信作業や採用面談を担当しています。

最近では、埼玉にお住まいの薬剤師さんが京都と大阪の薬局に赴いて就業してくれたケースがありました。人手不足の課題を解決できることや、薬局から「とても助かった」との言葉をもらうことで、やりがいを感じています。

それ以前は、副業で漢方のサービスやペット向けサプリ販売のSNS運用をやっていたこともあります。経験してきたことを振り返ってみるとすべて薬学に通じているな、と感じました。

私は薬剤師にはなりませんでしたが、薬学部へ進学したことを後悔はしていませんし、薬剤師の資格を活かして仕事ができていると感じます。

資格を取得しても、その道・その職業に進まないという選択肢もできますし、資格があるからこそ選べる選択肢が広がることもあると思います。資格にとらわれすぎず、自分のやりたいことや興味を持てることにチャレンジできるといいなと思います。

この記事の執筆・編集者

gigbase
ギグベースプラス編集部

「ギグベース株式会社」が運営しているオウンドメディア「gigbase+(ギグベースプラス)」編集部です。 ギグベースに関するお得な情報や、タレント様向けの知識、インタビュー等の役に立つ情報をお届けいたします。

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