こんにちは。ギグベースプラス編集部です。
「起業してみたい」「経験を活かしたビジネスを起こしてみたい」とは思っていても、なかなか一歩踏み出すことが難しいということも少なくありません。
今回の記事では起業や独立を考えている人に役立つ「不安を解消するためのヒント」や「起業に必要な力」を実際に起業経験を持つ近藤さんにインタビューしました。
「小さいことからでも努力し続けることが大事」と語る近藤さん。
普段はあまり聞くことのできない、起業家の貴重なキャリアストーリーですので、ぜひ最後までご覧ください!
経歴
大学卒業後は大手インターネット広告代理店へ入社し、Facebook運用やリスティング広告などの業務に約5年従事しました。年次を重ね、プランニングやメディア戦略なども行うようになったことで、より多くのスキルを習得できました。1社目でマーケティングの基礎からマネジメントなどの専門スキルまで学習できたことが、起業のためのステップになったと思います。
その後、ICTサービスを提供する企業へ入社し、SaaS事業を1年間行い、リードの質を向上させるなど更なる専門スキルを身につけることができました。広告運用などをしていくうちに、自信がつき、もっと事業視点で物事を捉えてみたいと考えるようになったことも、のちの「起業」に繋がります。
5年ほど前にwebマーケティング支援事業である株式会社HubWorksを立ち上げ、現在では、シェアオフィス事業「Hub Spaces(ハブスペ)」とコンテンツ制作事業「コンテンツファクトリー」も運営しています。
副業経験で自信がついたことから起業を考えた
就業中に、コンサルティングやリスティング広告などの副業を複数経験しました。自ら工夫したことは、得意分野以外の内容は知人に聞いてヒントを得たりも。
複数社の業務に対応し、徐々に多くのお客様を担当するようになり、「起業して時間を作ることができれば、より多くのお客様をご支援できるのでは」と思い始めたことが起業を考えはじめたきっかけです。また、知人が会社設立をしたことも後押しとなりました。
起業当初は「ウィルキャンマスト(何がやりたいのか・何ができるのか・何をすべきか)」において、まずは「できる」ことから着手しようと意識しましたね。
働くうえで大事にしていることは「行動し続ける」こと
会社を運営してからは、様々な壁にぶつかりました。
特に、人間関係や売上に対する不安などの感情をコントロールするのが難しかったです。不安な部分や悩みなどは、自ら起業家の先輩や専門家にアドバイスをもらいにいき、解消するようにしました。
人間関係の課題については、コロナ禍で直接従業員と会えなくなってしまったことからコミュニケーション不足を感じていました。ミーティングや業務のフィードバックを定期的に行い、オンラインであっても従業員が働きやすい環境づくりを考えるようにしています。
経営者になってからは自分のことだけではなく、会社の運営・従業員にも目を向ける必要があるので、幅広い視野を持っておくことが大事であると実感しました。
働くうえで大事にしていることは「行動し続ける」こと。
起業の過程で身についた信条です。
失敗してしまうのは当たり前で、その上で、行動し続けてみることでいつかは芽が出るはず。失敗したらその原因や過程を振り返ってみて、直して、さらにチャレンジすることが大事だと思っています!