こんにちは。ギグベースプラス編集部です。
「働くことってなんだろう?」、誰しも一度は疑問に感じたことがあるのではないでしょうか。生活を支えるため、自分のため、家族のため…人それぞれ違う答えが浮かんでくると思います。
労働力人口の減少や働き方の多様化など、これまでの企業と人材の関わり方が大きく変化している現代において、タレントの方々の利用目的も様々です。
そこで、ギグベースに登録するタレントへ「自身にとって働くとは」をテーマに、数回にわたってインタビューを行いました。
第一弾となる今回は、辻さんへインタビュー。
助産師として働いていましたが、ご自身の出産を期に育児に専念。家庭や育児をしながらギグベースを利用して、『社会との繋がりで「自分の知らなかった自分」に出会う』までをお伺いしました。
育児の合間に新しいチャレンジを
結婚して子どもが生まれるまでは、病院で助産師をしていました。「助産師になりたい」という夢が小さい頃からあったので、それ以外の知識は全くなかったです。
休職後また仕事に復帰したい気持ちはありましたが、家庭の事情により助産師を続けることが難しく、復帰を諦めました。育児が少し落ち着いてきて「何か自宅でできることがないか」と思うようになり、そんなときに知人からギグベースを紹介され、在宅ワークで事務作業をするようになりました。
私自身は副業という言葉に少し障壁を感じていたので、あまり情報収集は行っていませんでしたが、日常生活にも支障がなさそうだったので始めてみようと思いました。
環境によってやりがいの変化を実感
助産師時代は、新しい命が生まれる瞬間に立ち会えることが仕事のやりがいでした。「元気に生まれてよかった」と言ってもらい、赤ちゃんが元気に成長していくことにやりがいを感じていました。
現在のお仕事では、自分自身の成長を数値で見てとれることに達成感を感じています。家にいるだけだと、社会との繋がりが生まれないことを少し憂鬱に感じていましたが、仕事をすることでやりがいを感じ、社会との繋がりを感じられている…そんな瞬間がとても楽しいです。
自分にとって働くとは「社会に自分の居場所を作る」ということ
助助産師時代であれば、命を預かる大きな使命感と、社会との繋がりを持つことで自分の居場所を感じることができました。病院を離れてからは、社会との繋がりがなくなることで、少し不安を感じていましたが、家族だけでなく社会と繋がることで「自分の知らなかった自分」に出会うことができました。
ギグベースでお仕事をしている今も、社会から認められて人の役に立つこと、これが自分が働く理由の原点になっているのかなと思います。在宅ワークではありますが、パソコンを起動したら、「お母さん」から一気に「お仕事モード」へ、やる気スイッチが入りますね。
自分のためにスキルアップを
学生時代から助産師になるために勉強をしてきたので、それ以外の知識を身につける機会がありませんでした。今後は他の知識も学んでいきたいと思っています。
今はパソコンを使用して仕事をしていますが、パソコンスキルが長けているわけでもなく知識がまだ浅いので、スキルを増やしたり知識を身につけることができたら、もっと効率的に仕事ができるのではないかと思っています。