こんにちは。ギグベースプラス編集部です。
働き方の多様化により、雇用形態にとらわれることなく転職をする方が増えてきました。一方で「転職したいけど踏み出せない」「周りに転職したことのある人がいないからどうしたら良いのかわからない」といった思いを持つ方も多いのではないでしょうか。
今回は実際に転職を複数回経験した佐藤さんにインタビューしました。
新卒で社会人になってから2回の転職活動を経て、現在3社目の企業で勤務している佐藤さん。
幼稚園教諭として7年間働き、異業種に挑戦したいという気持ちから、事務職へ転身しました。「自分なら目標達成できる」と常に信念を持ち続けながらキャリアアップを目指す佐藤さんのキャリアストーリーをご紹介します。
経歴
- 1社目
大学在学中に、幼稚園と保育士の資格を取得。卒業後、幼稚園教諭として7年間勤務。クラスの担任として、課外活動などの参画を行う
- 2社目
通信会社の経理事務を約1年間担当。月間報告をはじめ精算・入金処理、売上計上などを行う
- 3社目
保険会社の一般事務として就労中。営業サポートをはじめ、資料送付・問い合わせ対応を行う
異業種へのチャレンジは人生において大きな冒険に
大学卒業後に幼稚園教諭として働いてからは、年次が上がるにつれてクラスリーダーを任されることもあり、やりがいを感じていました。仕事内容に不満はありませんでしたが、周囲に転職をする知人が多く、他業種にチャレンジしてみたい、と思いました。自分が長年培ってきた、誰かに寄り添う力・サポート力を活かしたいと感じたため、事務職を選びました。
2回目の転職に踏み切ったのは、経理事務が自分の裁量に合わなかったためです。数字を間違えないことに神経を削り、また専門的な内容だったために自分の興味が思うように向かわず、やりがいを感じられませんでした。転職した後の現在の仕事では日々営業担当のサポートや問い合わせ対応に邁進し、楽しく働けています。
エージェントとの面談で自分に自信がついた
1回目の転職では、エージェントを利用し、転職活動を開始してから4ヶ月程度で内定が決まりました。異業種への転職ということもあり、担当者のサポートが非常に手厚く、信頼できました。事務職を志望するにあたって、面接のハウツーや業務内容のノウハウなどをオンラインミーティングをしながら時間を割いて教えてもらうことができました。不安な点も相談に乗ってもらえたので自分に自信がつきました。
2回目の転職活動を始める前に、保険会社の事務として1ヶ月間、単発のお仕事をしました。短期間でしたが、自分には一般事務が向いていると感じたので、転職活動を始める際にはエージェントへその希望を伝えました。また、自分が重視したい点として「ワークライフバランスがとれる・仕事内容に興味を持てる」ことを挙げて、1回目の転職活動よりも自分のビジョンを明確に伝えるようにしました。
転職活動をすることで自分を再発見
転職活動は2回とも、前職を退職してからのスタートだったので、内定が決まるまでは不安でした。知人や元同僚が転職してから活躍している姿を見て、「自分にもできる!」という信念を持ってモチベーションを上げていました。
「幼稚園教諭」から「一般企業の事務職」への異業種での転職活動となり、自分のなかでも未知の挑戦でしたが、転職活動をすることで人生の経験値が増えました。誰かに寄り添うことやサポートすることが自分の長所だと改めて認識できました。自分の長所を再発見することができた転職活動に満足しています!