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転職3ヶ月の壁とは?発生要因やストレスの種類とあわせて対策方法を紹介

転職活動を行っていると「3ヶ月の壁」という言葉を見かける機会があります。「◯ヶ月の壁」はさまざまなシーンで使われますが、転職においては入社から3ヶ月目あたりにネガティブな感情を持つことが挙げられます。

今回は転職における3ヶ月の壁の概要や発生する理由を紹介します。後半では対策方法も解説するため、自分が転職3ヶ月の壁に悩まないよう対策を打ちましょう。

転職3ヶ月の壁の現状

リクルートの調査では「転職後、その職場に馴染めなくて、辞めたいと思ったことはありますか?」という質問に、64%の方が「はい」と回答しています。このことから、転職後に「辞めたい」と思う方が一定数存在するとわかるでしょう。

なお、今回紹介する転職3ヶ月の壁は「転職してから約3ヶ月の時点で仕事にストレスを感じたり、職場を辞めたくなったりする現象」を指しています。新しい環境や新しい業務は慣れないことが多く心身ともに疲弊しやすい状況下にあることから適切な対処が欠かせません。

転職3ヶ月の壁が発生する5つの要因

ここからは転職3ヶ月の壁が発生する要因を5つに分けて紹介します。理由を把握することで自分に必要な対策が打てるでしょう。

1.新しい仕事内容についていけない

第一に転職先で新しい仕事内容についていけず、ストレスを抱えることが挙げられます。転職後は慣れない業務に取り組むため、1つの作業に時間がかかる可能性があります。

また中途採用の転職の場合、即戦力としての能力を求められ仕事についていけず自信を失うこともあるでしょう。業務において「仕事内容についていけない」と感じた場合、辞めたいと感じることがあります。

2.職場の人間関係に馴染めずストレスを感じる

転職3ヶ月の壁は業務内容だけでなく人間関係に起因するものもあります。転職すると新しい従業員との関係性を構築する必要があり、ストレスを感じやすくなるでしょう。まったく知らない人と0からコミニケーションを取る場合、一つ一つの言動に配慮が必要なため仕事が終わるとドッと疲れが押し寄せたり「あの発言は問題なかっただろうか」と反省する時間が発生したりします。

また、明らかに苦手と感じる人が部署内にいる場合はストレスはより大きくなるでしょう。さらに、直属の上司とのコミュニケーションがうまくいかないと業務の進捗にも影響が出るため人間関係のストレスが蓄積し、辞めたい気持ちが膨らみます。

3.業務内容が苦手な作業だった

入社し業務内容が苦手だったりうまく力が発揮できなかったりする場合も退職を考えます。例えば、未経験職種への転職で新しい業務に挑戦してみたが苦手だと気づいた場合、スムーズに作業を進められずストレスを感じるでしょう。特に社会経験がある場合、これまで順調に進んでいた仕事が滞り「本当の自分の力が発揮できない」と感じます。

業務内容は労働環境に次いで重要な要素のため、一度辛いと感じると仕事そのものに影響が出るでしょう。

4.ライフスタイルの変化に適応できていない

転職しライフスタイルが変化すると心身ともにストレスを感じ、転職3ヶ月の壁につながる可能性があります。転職すると業務や職場に慣れるまで業務時間が伸びたり、コミュニケーション面で精神的な疲労が出たりします。そのため帰宅時間が遅くなり、かつ家に帰ってからも仕事の復習を行っていると、これまで通りのリズムで生活を送れなくなる可能性があるでしょう。

さらに、引っ越しを伴う転職の場合は通勤時間が変わったり慣れない土地での買い物に手間取ったりとプライベートでのストレスも抱えます。転職は業務内容はもちろん、ライフスタイルの変化も影響を与えます。

5.新しい会社の制度や社風に違和感がある

転職した場合、新たに入社した会社の制度や独特の社風に違和感を覚え、慣れるまでにストレスを感じ、違和感が蓄積した結果、自分にマッチしていないと思い退職を考えます。転職する際は希望を持って入社する方がほとんどですが、実際に働く中で思っていた雰囲気と違ったり、業務の進め方が非効率的でストレスを感じたりする可能性があります。

転職3ヶ月の壁に影響するストレスの種類

ここではストレスを5つに分類し、それぞれの対策を紹介します。

1.仕事内容や条件に対するのストレス

実際に働いてみたら業務内容が違った、入社前に確認した条件と違うなど業務にまつわるストレスは入社前の確認が大切です。内定後に相談会がある場合は、細かく条件を確認しておきましょう。

また、採用担当者や上司になる方と入社まで会う機会がない場合、電話やメールで質問を投げかけておく方法もおすすめです。

2.社風や制度に対するストレス

社風や組織の雰囲気に馴染めず「自分がよそ者な気がする」とストレスを感じることもあります。社風や制度に合わないと感じた場合、勤続年数を積み重ねる中で違和感が少しずつ緩和されます。

そのため、社風や制度に対するストレスを感じた場合、まずは半年間の期間を設けて業務や社内の環境に身を置いてみましょう。半年たっても違和感を覚える場合は転職など次のステップに進みましょう。

3.コミュニケーションに対するストレス

多くの人が抱える問題としてコミュニケーションのストレスがあります。上司や同僚とうまく意思疎通ができなかったり嫌がらせをしてくる上司がいたり、人間関係にまつわる悩みは尽きません。

人間関係の悩みは入社してからでないとわからないため、入社前の見極めは困難です。ただし、入社前に会社見学に行ったり会社の口コミを確認したりしてある程度情報を得られます。

4.経験やスキルに対するストレス

自分の持つスキルが企業が求めるものと比較して不足している場合、もどかしさからストレスを感じます。入社時に求められていた技量よりもさらに上のレベルを求められたり、経験したことがない業務を任せられたりすると「自分はうまくやっていけるのだろうか」と悩みます。

しかし、新卒も中途採用も入社して3ヶ月はまだ会社のことを把握し、業務の全貌を理解する期間です。そのため3ヶ月で全ての業務を覚えるのではなく、まず「会社を知る」という目標を達成することを考えましょう。

5.ライフスタイルに対するストレス

転職で引っ越しを伴う場合や出産・結婚が重なる場合、ストレスを感じやすいでしょう。本来自宅はリラックスする場所ですが、引っ越ししたばかりでは物が揃っていなかったり周囲の環境がわからなかったり、不便や不安がつきまといます。

趣味の時間を長く取ったり睡眠や休息の時間を多く設けたり、意識的にリラックスする環境を整えましょう。

転職3ヶ月の壁を乗り越えるための対策

ここからは転職3ヶ月の壁を乗り越えたり、ストレスを避けたりする対策法を3つ紹介します。

社内に味方を作って相談する

転職後は人間関係が希薄ですが、少しずつコミュニティを広げ社内に一人だけでも良いので、悩みを相談できる同僚を作りましょう。

職場や業務の悩みを打ち明けられる人がいないと精神的に辛さを抱えやすくなります。そのため、職場の内情を知る先輩や同僚と積極的にコミュニケーションを図り、悩みを聞いてもらう環境を整えましょう。

会社を辞めずに転職活動を進める

3ヶ月の壁への理解を深めても辛さを感じる場合は転職を検討しましょう。しかし、仕事を辞めてから転職活動すると、金銭面での不安が付きまとうため働きながら並行して活動します。

働きながらの転職活動は時間のやりくりが必要だったり、罪悪感を覚えたりしますがストレスを抱えたまま働くと心身に不調をきたす可能性もあります。

対策しても「乗り越えられない」と感じた場合は次のステップに進みましょう。ただし、退職を決意した際は辞める1ヶ月前までに伝え、誠意ある対応が大切です。

まとめ

転職3ヶ月の壁は多くの転職者が悩む問題です。しかし、原因を知ると乗り越えられたり適切な対処法を取れたりするため不安を感じた場合は「自分は今転職3ヶ月の壁に遭遇しているんだ」と意識を持ちましょう。

その上で、自分のストレスを把握すると必要な対策を打てます。

なお、転職3ヶ月の壁を乗り越えてもまだ業務に不安を感じたり転職を検討したりする場合はギグベースにご相談ください。

ギグベースでは自分のスキルを把握した上でスカウトしてくれる企業を探せます。企業とのミスマッチに悩んだり、自分のスキルを無理なく活かしたいと考える場合はぜひご活用ください。

この記事の執筆・編集者

gigbase
ギグベースプラス編集部

「ギグベース株式会社」が運営しているオウンドメディア「gigbase+(ギグベースプラス)」編集部です。 ギグベースに関するお得な情報や、タレント様向けの知識、インタビュー等の役に立つ情報をお届けいたします。

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