こんにちは。ギグベースプラス編集部です。
働き方の多様化により、本業だけに依存することなく働く「副業」が身近な存在となりました。「副業してみたい」という興味はあっても、そもそも本業と両立できるのかという不安や不明点が多いことでしょう。
今回は、実際に副業経験のあるタレントにインタビューを行いました。
副業を持つことにより「スキルアップに繋がった」と語る安藤さん。副業を始めたきっかけや、ご自身の心情の変化について伺いました。この記事を読むことで、副業に関する気づきを持ってもらえたら嬉しいです。
副業がキャリアを見直すきっかけに
大学卒業後、大手旅行会社にて4年間店頭営業に従事しました。時代の変化に対応できるように「手に職をつけたい」という思いから、就業中にキャリアチェンジを考えデザインスクールに通い、プラットフォームサービス企業にデザイナーとして入社しました。そこでは自社サービスのLP作成やtoB側のwebページのデザインなどを行いました。
次の転職先では、SaaSプロダクト開発に携わりました。約1年ほど勤めたのち転職をし、旅行関連システムの開発プロジェクトに従事しました。業務を進めるうちに、自分で会社を持ちたいという気持ちから起業を決意し、現在に至ります。
副業を始めたのは、2社目でデザイナーとして勤務し一年ほど経過したころ、新型コロナが流行し、出社からリモートワークとなり、通勤時間がなくなったこと・外出が難しくなったことからスキマ時間ができたため、何かできることがないかと思ったのがきっかけでした。
「時間があるからやってみよう」「スキルアップができたらいいな」という軽い気持ちでマッチングサービスに登録したところ、企業からオファーをもらい、サイト立ち上げに携わる期間契約デザイナーとして副業を始めることができました。本業に支障が出ないよう、平日の早朝と夜、土日を副業に充てました。初めての副業経験でしたが、新たな人間関係の構築やスキルアップを通じてキャリアを見つめ直すようになりました。
自分に合うか、見極めることも大事
デザイナーとしての就業経験が少なかったので、経験値を積むために、期間契約デザイナーの仕事が終わったあとも数社からの依頼を受け、副業を続けました。
周りに副業を経験している人が少なかったので本業に支障をきたさないか不安だったり、業務委託として契約する際に、条件や報酬などの契約内容を見極めることも難しかったです。
また、プロダクトのリリース間近でのエラーや予期せぬトラブルが発生したときには、旅行先でパソコンを立ち上げて対応することもありました。精神的にも体力的にも疲れましたが、サイトの立ち上げまであと少しだ!と自分を鼓舞して頑張りました。
スキルアップだけでなく「自信」に繋がった
副業経験を経て、デザイナーとしてのスキルを磨けただけでなく、自分に自信を持つこともできました。企業に対してのアピール力や交渉スキルなど、自ら能動的に働きかけるスキルを身につけることができたのでとても良い経験になりました。
副業を持つことで、自分のキャリアについて改めて考えることができました。視野が広がったことにより、独立して仕事をしたいという気持ちが増して「自分の会社を作りたい」「サービスを立ち上げたい」という夢に向かって業務に励むことができました。
副業を持つことを検討している方がいたら、ぜひ挑戦してみてほしいと思います!